信号のある交差点の向こう側01

売上げにプラスの効果をもたらす「交差点」の条件

人が集まる交差点は、基本的には、
「TG」としてプラスの効果をもたらします。

そうした交差点に隣接または近接していることで、
売上げが高くなる、ということです。

 

<参考>

 

 

では、どんな交差点でも、その角地にあれば、売上げが高まるかというと・・・・
実は、そういうわけではありません。

 

 

 

売上げに対して目に見えて強いプラスの効果が出る交差点とは、
まず、「信号」がある交差点であるということです。

信号のある交差点の向こう側02

 

信号機がない、ただの交差点角地は、
TGとしては、あまり強い効果を及ぼさないことも多々あります。

(そうした交差点でも、その角地に物件があれば、
「間口が広くとれる」という意味ではプラスですが・・・・)

 

交差点が集客にプラスの効果を生み出す理由

信号がある交差点がなぜプラスに働くかというと、
そこに人が集まり、「立ち止まる」という行動が発生するからです。

 

では、交差点で人が立ち止まるのは、なぜでしょうか?

 

それは、一言で言えば、
「向こう側に渡りたい」ために、
「信号待ちをしている」ということですよね。

信号があり、「留まる時間」が生まれるために、
人が集中しやすくなり、プラスに働くのです。

 

人は、歩いている時には、あまり周りを見ていません。
自分の進行方向に対してのみ注意が向くのが当然であるため、
周囲にまで気を配らない・配れないことも多いのです。

歩行者の視界というのは、実は想像以上に狭くなります。
そのため、「歩いていると気付かずに通り過ぎてしまう」のです。

 

その点、交差点では、信号待ちで立ち止まることにより、周囲を見渡す余裕が生まれます。
それによって、歩いている時よりもお店を見つけやすくなるのです。

これが、「交差点が集客にプラスに働く理由」です。

 

 

交差点がマイナスに働く時

ただし・・・・ここにはひとつ、落とし穴があります。

この「信号」の存在は、必ずしもプラスに働くとは限らないのです。

 

 

例えば、あなたは次のような経験をされたことはないでしょうか?

 

交差点の向こう側にあるお店に行こうと思い、
信号が変わるのを待っていたものの、

かなり長い時間待っても、なかなかにならない。
 
待ちきれなかったので、その交差点を渡るのを諦め、
元いた側にあったお店に入ってしまった・・・・

というような経験です。

 

このように、いったんになってしまうと、
なかなかに変わらない信号の交差点というのは、
そこを渡る際に大きな心理的負担を伴うのです。

「長く待つのを避けたい」という気持ちが、
来店動機に勝ってしまうわけですね。

 

そして、どれくらいの待ち時間を「長い」と感じるか、
それ自体は人それぞれではあると思いますが・・・・

 

私たちの調べでは、標準的に見て、
「1分30秒」を超えると、ほとんどの人が、
「長い」と感じるようになることが分かっています。

1分程度ならば苦もなく待てる人が多いものの、
1分30秒以上待つような交差点では、
相当強い理由が無い限り、ほとんどの人が、
わざわざ渡ろうとは思いません。

したがって、もしも物件が交差点に隣接していても、
その交差点の信号が変わるのに1分30秒以上かかるなら、
道路を挟んだ反対側のエリアの人々の集客には、
過度な期待をしすぎてはいけないということです。

 

 

 

信号の向こう側が商圏になるかどうかを見極める

例えば、
その交差点を渡らないと駅に行けない
というような理由があれば、人々は渡ってくるでしょう。

しかし、交差点向こう側のエリアから、
お店の側にわざわざ渡ってくる理由がないようであれば、
同様に、お店が効率的に集客できる理由もないということです。

 

とはいえ、もちろん、こうした場合であっても、
交差点TGから遠いよりは、近い方が良いものです。

ただ、仮に交差点角地に物件が位置していたとしても、
そもそもその交差点が、TGとして十分な効果があるかどうかを、
しっかりと見極める必要があるということです。

 

 

「1分30秒」、これがポイントです。

交差点角地や、その近辺に物件が出た時は特に、
その交差点の信号の待ち時間が、
「1分30秒」未満であることを必ず確認しましょう。

せっかく交差点角地であったとしても、
「TGに接しているから集客に問題は無いだろう」
とするのは、早合点である危険性も大きいのです。

その交差点が、「人々が往来する交差点」でなければ、
集客にはプラスに働かないのですから・・・・

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