予備校や専門学校

そもそも「学生」をターゲットにするのは難しい

以前の記事で、「学生性向」のエリアに出店する際の
注意点についてお話しました。

 

学生「だけ」にあまりにもフォーカスし過ぎると、
基本的に厳しいという話でした。

 

そこで今回は、ターゲットに「学生」を選ぶなら、
こういう場所が有望!という切り口について書こうと思います。

 

 

前回記事でも書いたように、学生はそもそも、
学校に通うという目的性がきわめて強く、
また、
手持ちのお金が少ないので購買意欲も少ない、
という人々です。

ですから、学生が多く集まる大学や高校があったからといって、
すぐにそれらが、PCやTGとして捉えられるかと言うと、
その判断は難しいところなのです。

「ただ学生が集まっているだけ」では、繁盛するエリアとは言えません。

 

 

 

 

 

「学生」をターゲットとする時にポイントとなる施設

ただし、同じように「学生が集まる」といっても、
「予備校」は、大学とは学生の集まり方が異なります。

 

 

大きな「予備校」がある、もしくは「予備校」が複数集まるエリアは、
大学や高校などが集まるエリアよりも、
お店を繁盛させるにはとても有望なエリアなのです。

 

 

ここで言う「予備校」には、
受験などのための塾は勿論ですが、学校法人以外の専門スクールも含みます。
学校以外で別のところに通う「学生」という意味合いです。

どんなふうに有望かというと、
その理由は大きく以下の2つにまとめられます。

 

1.季節や土日に関係なく人が集まる

大学は、主に春・夏・冬には長期の休みがあります。
したがって、その季節には、お店側から見れば、
お客さんが極端に減ってしまうことになります。

しかしながら、こういった時期でも、予備校は営業しています。
それどころかむしろ、「夏期講習」などがあるために、
学生の流入は逆にこういった時期こそ増えるのです。

また同様に、土日祝日には大学は基本的に休みですが、
予備校にはひっきりなしに学生たちが通ってきます。

 

 

加えて、これは余談ですが・・・・

大学の講義ともなるとサボる人も多いイメージですが、
予備校は、大学以上に、「わざわざ」通っている人が多いため、
出席率は比較的高いものだと推測できます。

 

 

 

2.予備校生は「遊び」に飢えている

予備校は、大学と違って、サークルや同好会といった、
いわゆる遊び要素がほとんどありません。

そのため予備校の近くには、勉強と同じくらい、
遊びのニーズがあるのです。

したがって、カラオケやゲームセンター、
あるいはCDレンタルやコンビニ、ファストフードなどは、
手軽な時間潰しや気分転換を必要とする学生たちにとって、
うってつけの存在なのです。

大学の講義よりも何倍もエネルギーを勉強に使っている彼らは、
いつでも有効な息抜きの方法を探しています。

そのため、上記のような業態や、落ち着ける雰囲気の良いカフェなどは、
予備校の多いエリアで繁盛しやすい傾向にあります。

(ただし、「珈琲1杯で何時間も居座る」というような
利用のされ方では、とても非効率的ですので、
営業内容については、吟味する必要があります)

 

 

 

「学生」のニーズが「なぜ」「どこで」高まるかを考える

こうしたことが理由となり、予備校に期待できるポテンシャルは、
同規模の大学よりも数段大きいものとなり得るのです。

お店のターゲットが「学生」であるからといって、
「大学や高校」などの多い、学生性向の高いエリアに出すべきかというと、
必ずしもそうではないのです。
(勿論それが必ずしも悪いというわけではありませんが)

実は、こうして「予備校」のあるエリアを狙った方が、
より学生たちに喜んで利用してもらいやすい、ということです。

 

 

お店のターゲットを考える時、それは単純に、
人々の年齢や職業などの属性からだけでは、
こうしたことを見落とします。

 

ただの「学生」という括りにするのではなく、

「どんな学生なのか」

ということまで、もっと掘り下げて考えてみましょう。

学生といっても、どんな場所で、どんなことをしている状態なのか・・・・

こうしたことによって、同じ属性の人々でも、
お店のお客さんとしての質は、大きく変わってくるのです。

 

 

それはすなわち、
お客さんの来店の「動機」を考えるということです。

「ターゲット」について考える時は、
このことを、忘れないようにしてください。

なお、「お客さんの動機」について詳しくは、
こちらの記事にも、書いてあります。
ご確認ください。

 

<参考>

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