来店動機によってきわめて重要になる「ランドマーク」

来店客には、その来店動機によって、
大きく分けて3つの種類があるということは、
今までにも何度か、お話させていただきました。

 

ひとつは、たまたま通りすがりで来店する「衝動来店」
(ファストフードなど飲食店や商店街のアパレル店に多い)

次に、口コミ客やリピーターのように、
わざわざそのお店を目指して来店する「目的来店」
(単価の高い飲食店や、サービス業店に多い)

そして、何かのついでに来店する「効率来店」です。
(クリーニング店やレンタルショップなどに多い)

 

これらについて詳しくは、
別記事にまとめておりますので、
そちらをお読みください。

<参考>

 

 

こうした3つの来店動機のうち、
「目的来店」は、お店をわざわざ目指して来ますので、
基本的には、人々は最初からその場所を分かっていることになります。

それはつまり、
初めて来店するお客さんにとっては分かりやすい場所であること、
リピーターにとっては覚えやすい場所であること、
というのが、きわめて重要になるということです。

 

こうした、分かりやすい・覚えやすい立地の条件として、
非常に重要なのが、近くに「ランドマーク」があるということです。

 

 

 

 

「ランドマーク」にはどんなものがあるのか

「ランドマーク」とは、地理上の目印のことです。

 

例えば、

「○○駅南口の××スーパーの隣」

などのように、人に場所を説明する際、
目印となるものと考えてください。

「ランドマーク」が近くにあれば、
物件の場所を簡単に説明しやすく、
記憶にも残りやすくなります。

 

今回は、そんな口コミ客やリピーター客を逃さないために、
しっかりと押さえておくべき「ランドマーク」について、
その代表的なものを5つ、紹介したいと思います。

 

 

1.理想的なランドマークである駅口

理想的なランドマーク1駅

目印というからには、ランドマーク自体は、
誰もが知っているもの、
実際にその周辺に行けばすぐに見つけられるもの、
でなくてはなりません。

その点、「駅」は誰もが容易に見つけられ、
「○○駅の△△側出入り口前」などのように、
一言で説明できるものです。

さらには、駅自体が人々の集まってくるTGも兼ねています。
したがって、最も理想的なランドマークと言えます。

なお、その他、駅以外にも、
公共施設(図書館や市民会館など)もランドマークになります。

 

 

 

2.有名な通りや街道、交差点

大きな交差点

「○○通り」や「××街道」といった、
名の知れた道路やその交差点はランドマークになります。

例えば「竹下通り」や「道玄坂」などは、
首都圏の誰もが知っているその典型です。

ロードサイドについも、国道やバイパスなどの幹線道路、
その交差点(有名な大規模交差点)などがランドマークです。

また、交差点以外にも、橋や陸橋などの交通施設も、
分かりやすい目印になるでしょう。

 

 

 

3.周辺地域から一目でわかる建物など

大きな分かりやすい建物

周辺地域のどこからでも一目でわかる建物は、
口コミ客がお店の場所を探す時、有効な手がかりになります。

また、特殊な形状であれば特に記憶にも残りやすいので、
リピーターにとっても都合がよいでしょう。

お店の正確な位置を覚えていなくても、
まずは、こうした建築物を目指せばよいわけです。

極端な例ですが、
「東京タワーのふもとにあるお店です」
と一言で言えれば、日本中の人が、
そのお店を目指して来ることが可能になるでしょう。

 

 

 

4.有名チェーン店

チェーン店は記憶に残りやすい

誰もが知っているナショナルチェーン店もランドマークになります。

看板のデザインや店舗名(屋号)が統一されており、
24時間営業しているチェーンも多く、
人々の記憶に焼きついているからです。

また、そうしたチェーン店の中には、
自然に目に付く位置に看板を掲示しているお店が、
数多く存在します。

コンビニや有名ファストフード店の看板など、
個人店のそれに比べるとずっと、
見つけやすいものが多いですよね。

こうしたことから、チェーン店の存在は、
口コミ客にとってもリピーターにとっても、
適当な目印の役割を果たしてくれます。

「マクドナルドの隣」が、必ずしも良い立地とは限りませんが、
こうしたランドマークとしての側面のみを見れば、
「マクドナルドの隣」と言えることはプラス要因と言えます。

 

 

 

5.人々の待ち合わせ場所はランドマークそのもの

人々の待ち合わせ場所

人々が待ち合わせる場所というのは、
不特定多数の人々が知っている目印があって、
誰でも容易にたどり着ける場所です。

例えば、大都市圏では、
「アルタ前(新宿)」
「ハチ公前(渋谷)」
などがきわめて有名ですが、大都市でなくても、
一般にそのような待ち合わせ場所は存在します。

ただ、こうした場所の難点としては・・・・
そういった場所は、その地域の「一等地」であることが多く、
それらをランドマークにできる位置に、物件が出にくいことです。
(ですので、最後に持ってきました)

ただ、とはいえこの考え方自体は、きわめて大切です。

全国的に有名な待ち合わせ場所でなくても・・・・
その地域の住民にとっては、誰もが知っている場所
というようなものも存在するからです。

ローカルな待ち合わせスポットというのは、
どこの街にも存在しますよね。

地元の人々をターゲットにするようなお店ならば、
そうしたランドマークを押さえられるか、
それが重要になってきます。

 

 

 

ランドマークの有無は場所の分かりやすさに直結する

以上、ランドマークとしてチェックするべき、
5つのポイントでした。

 

 

勿論、口コミ客やリピーターをしっかり集客するのに、
ランドマークが必要不可欠というわけではありません。

しかし、お店の位置の「分かりやすさ」が、
とても重要な要因になることは間違いありません。

そしてランドマークの有無が、
「分かりやすさ」を大きく左右するのです。

 

 

 

また、このことについて詳しくは、こちらの別記事をどうぞ。

 

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